昨年1月の水爆実験の9.8倍の規模

　北朝鮮は9月3日午後0時半頃、6回目となる核実験を行った。北朝鮮の国営放送は同日午後の重大報道にて、「ICBMに搭載するための水爆実験を行い、成功した。実験はこれまでになく大きい威力で行われ、信頼性を高める結果を得た」と報じた。昨年1月の水爆実験の9.8倍の規模だったとも報じられている。

及川幸久党外務局長と吉井利光東京都代表による緊急街頭演説

　この事態を受け、幸福実現党は東京都内にて、及川幸久党外務局長と吉井利光東京都代表による緊急街頭演説を行った。

　及川外務局長は北朝鮮の水爆実験について、「水爆の小型化が成功しICBMの弾頭に搭載できるようになるということは、北朝鮮が世界で9番目の核兵器保有国になるということ。 そして、日本政府は北朝鮮に対して全く何も手を打つことができず、日本の防衛はアメリカに任せるしかない状態。しかし、今のアメリカの世論は外国での戦争のためにアメリカの若者が死ぬことを許さず、たとえ、トランプ大統領が日本を護るための戦いを決断してくれたとしても、戦いは起こせないかもしれない。そのときに、一体誰が護ってくれるというのか。幸福実現党は、日本の防衛は万全だと言い続けている日本政府や自民党による国民への欺瞞をこれ以上看過してはならないと考えております。」と日本の置かれている危機的立場と日本政府や自民党の無作為を批判すべきことを訴えた。

日本の安全を護るために

　そして、「ぜひとも多くの国民の皆様に、このままでは日本や日本人の命は護れないことを、ご理解頂きたい。そして、幸福実現党は、本当の意味で日本人の命を護るために、防衛費の増額、非核三原則の撤廃、憲法9条改正、核装備と言った、政治家や官僚が批判を恐れて議論すらできないこれら諸政策に対して、まず議論をすべきであると考えています。幸福実現党は、日本の安全を護るために、国民の命を護るために、日本の未来のためにこれからも活動を続けていく所存です。」と述べ、締めくくった。