Question 01 トランプ大統領はどうでるか?

トランプ米大統領

 トランプ米大統領は臨戦態勢だ。

 4月6日、トランプ米大統領は習近平国家主席との会談のさなか、シリア空軍基地へのミサイル攻撃に踏み切った。アサド政権が化学兵器禁止条約(CWC)に違反したことへの報復措置だが、北朝鮮やISIS(イスラム国)に対してレッドライン(超えてはならない一線)を超えたら、米国は軍事行動に踏み切るとの強いメッセージを込めた。

 また、トランプ米大統領は4月11日のツイッターで、「中国が北朝鮮問題を解決すれば、アメリカと良い貿易取引ができる」「中国が北朝鮮問題解決に協力しないなら、アメリカ独自で問題を解決する」と発言。また、米国NBCニュースでは、「北朝鮮が6回目の核実験を行ったならば、先制攻撃をする準備をしている」と報道。北朝鮮を強く牽制している。実際、トランプ米大統領は、世界最大級の原子力空母「カールビンソン」を朝鮮半島に派遣している。過激派組織アルカイダのビン・ラディンを殺害した米海軍特殊部隊シールズも朝鮮半島に到着。北朝鮮への軍事的包囲網はすでに整いつつある。

 しかしトランプ米政権の強い圧力に対し、4月17日、北朝鮮の外務省高官は「我々は今後もミサイル実験を続ける」「米国が軍事行動を取るなら、ただちに全面戦争になる」「米国が我々に軍事的攻撃を計画しているというなら、我々のやり方と方法で、先制核攻撃で反応する」などと強硬な姿勢を示し、朝鮮半島情勢はさらに緊張が高まっている。

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